英語の発音は大切①
皆さま こんばんは
自粛生活も少しずつ規制が緩められていきそうですね。慎重に、毎日を楽しんでいきたいなぁ、と思います。。
さて、今日は英語の発音についての私の意見をお伝えします!
今や英語はグローバルな言語。英語のアクセントも多様です。
「○○なまりのある英語は聞き取れなくて・・・」という話もよく耳にします。
また、話す時も「上手に発音できなくて、、、」と苦手意識をお持ちの方も多いようです。
いつも研修やセミナーで発音について必ずお伝えすることが2つあります。
1.正しい発音を目指そう!
2.カタカナ言葉に注意!
です。具体的に見ていきましょう。
1.正しい発音を目指そう
多くの日本人にとって英語は第二言語です。ペラペラ・・・と流暢に話す必要はありません。
相手に伝わればいいのです。
ただ、なかなかこの「伝わる」ということが難しい時があるのも事実。
せっかく勇気を出して話しかけたのに伝わらず「???」という表情が返ってきたらやはり悲しいですよね。
なので、できるだけ正しい発音を目指しましょう。
どうやって?
私はとても古典的ではありますが、
正しい発音のあとについて繰り返して声に出して言ってみる、に限ると思っています。
その時のポイントは・・・
✓ ゆっくりはっきり発音している音源を使う
✓ 出来る限り 文字を見ながら 言ってみる
✓ アクセントがどこにあるかを意識する
特に英語の母音の発音は日本語より多いので、スペルと音のルールを身に付ける必要があります。その学習方法はフォニックス、と呼ばれていて、母語が英語の子供達も小さい頃学ぶことも多いようです。日本で漢字の読み方を勉強するのと似ていますね。
ただ、勉強をなさっている方々を見ていて、体系だった発音の勉強をしなくても、文字を見ながら英文を読むうちにかなり身に着くと感じています。
例えば
-ay
というスペルは、「aを[ei]( エイ)と発音し、後ろのyを発音しない」というルールがありますが、
play / say / day / may
などよく使う単語を読むうちに無意識にルールが身についている方がほとんどです。
ルールを考えながら発音しているとなかなか進みませんし、頭の中も混乱してしまいます。
ですから、自由に音源は選んで(ただし文字が手元で確認できるもの)文字を見ながら声を出し、無意識のうちに体得することをおススメしています!
そしてその時に必ず意識していただきたいのが、
アクセントの位置です。
日本語は英語に比べると平たんに発音することが多いので、あまりアクセントに意識が行かないのですが、
英語はアクセント、つまりどの音を強調して発音するか、がとても大切で、アクセントの位置が間違っていると、1つ1つの音はあっているのに伝わらない、ということが起こりえるのです。
さて、さらにポイントを加えると、基礎力がついたあとの応用力をグンと伸ばすのが実は「発音記号」です。
以前の英検には必ず発音記号の問題があって、私も勉強しましたが、最近はすっかり意識されなくなっているように思います。
しかし、先ほど[ ei ](エイ)とカタカナも並記しましたが、カタカナではどうしても表現できない音が英語にはあって、(しかも無視できない数の、、、)その音の記号を覚えることが、後々とても役に立ちます。
さらに発音記号には、さきほどから大切、大切、と繰り返している、アクセントの記号が含まれています。発音記号を見ながら音読するとアクセントの位置も確認することができるのです。
ということで、もう一つポイントを加えると・・・
✓ 発音記号を見ながら音源を聞き、声に出して言ってみる
ここまでお読みになって、なんだか目の前に大きな山が見えてきたように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞあまりガチガチに考えずに、英語を聴く時に、
「文字(アルファベット/発音記号)を見ながら声に出して繰り返して言ってみよう!」
くらいのゆるい感じで続けていただけたら、と思います。
長くなってしまいそうなので、2.のカタカナ言葉に注意! はまた次回お伝えしますね。
それでは皆さま、引き続きお身体大切に、お元気でお過ごしくださいね。
First Star ★
中野美夏子