英語の発音は大切②
皆さま こんばんは。
外出自粛が緩められてもまだ不安な毎日からはなかなか開放されませんが、
そのような中でも英語学習を頑張って続けていらっしゃる方々が多いので、私も陰ながら応援したいと思っています!
それでは、今日は英語の発音についての続編です。
前編では、
1.正しい発音を目指そう!
✓ ゆっくりはっきり発音している音源を使う
✓ 出来る限り 文字を見ながら 言ってみる
✓ アクセントがどこにあるかを意識する
✓ 発音記号を見ながら音源を聞き、声に出して言ってみる
についてお話しました。
(英語の発音は大切① 正しい発音を目指そう! ⇒ https://firststar-mk.com/?p=1351)
今回は、
2.カタカナ英語に注意! です。
2.カタカナ英語に注意!
英語を学習している時に、カタカナ英語になっている単語に遭遇すると、
知ってる、知ってる!
と得をしたような気持ちになりませんか?
実際、馴染みがある言葉であることが多いので、全く新しい単語に比べると覚えるのも、使えるようになるのも早い場合が多いです。
ただし、落とし穴がありますので注意が必要です。
カタカナ英語とそれに対応する英語の単語とでは、
✓ 発音が異なる
✓ 意味や使い方が異なる
✓ (省略されて)変化している
ことがあります。
特に発音は「ほぼ異なっている」と考えてください。
そこで、今回は発音についてに焦点をあてますね。
せっかく私自身の母語が日本語ですから、いつも私は日本語との対比で説明することにしています。
ポイントは2つ。
① 音
② リズム (アクセント・音節)
です。
① 音
前編でもお伝えしましたが、英語の発音の中にはカタカナでは表現することができない音があります。
例えば、
R や TH
などは、どうやってもカタカナでは表現できない発音です。(涙)
ですから、カタカナ英語はいつもよりさらに丁寧に発音を確認して習得する必要があります。
おススメの練習方法
✓ 文字から離れて音を何回も聴く。(電子辞書、ネット辞書等で音を再生)
✓ 英語のスペルを見ながら音を何回も聴く。
➡ この時、アクセントがある音に特に注意する。
✓ 英語のスペルを見ながら何回も言ってみる。
そして
✓ 自分の発音を録音して聴いてみる
時間がかかりますが、英語の発音も無限にある、というわけではないので、
正確な発音ができるまで、根気強く頑張ってみましょう!
② リズム
「英語の発音のほうがリズムがある」というのはほとんどの方が感じていらっしゃると思いますが、もう少し具体的に見ていきましょう。
英語の単語には必ず アクセント があります。その大切さは前編でもお伝えしましたが、カタカナ言葉ではさらにアクセントを意識をしましょう。
なぜかというと、
カタカナ言葉は 日本語(カタカナ)のルールで発音したり、聞いたりしてすでに実際に使っているからです。
英語の発音の視点からすると変な癖がついてしまっているのですね。
何事も癖を直すのは大変です(笑。
聴いてアクセントの位置を意識し、
さらにアルファベットや発音記号を見ながら確認します。
例えば、サンドイッチ は特にどこにもアクセントはありませんが、
sandwich
には最初の sa のところにはっきりとしたアクセントがあります。
さらにリズムを考える時に大切なのが 音節 です。
日本語は 1文字 につき1音節、英語は 1つの母音+子音 が基本です。
サ | ン | ド | イッ | チ ( 5音節 )
sand | wich ( 2音節 )
手拍子を叩きながら発音してみましょう。
明らかなリズムの違いがわかると思います。
このように カタカナ英語の英単語を発音する際には
●正しい音
●リズム( アクセント・音節 )
の2つのポイントに意識して、正しい発音ができるようになりましょう!
知っている英語は、伝わる英語へ。
そのために丁寧に発音するように心がけてくださいね!
それではまた
First Star ★
中野美夏子