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春休みの過ごし方

皆さま、こんばんは。すっかり春らしくなりました。桜も満開、、、少し過ぎましたでしょうか。風に花びらが舞ってきれいですね。

さて、プライベートなことになりますが、、、私には4月から中2なる娘と大学2年になる息子がおり、二人ともヴァイオリンを習っています。息子は大学で管弦楽団に入っているので、もう私の手はほとんど必要ないのですが、娘のほうはまだまだサポートが必要です。

ということで学校の休みの期間はヴァイオリン関係のイベントも多く、かなりそちらにもパワーと時間を取られます。特に春休みは新入社員研修のシーズンと重なるので、気持ちの切り替えが必要となり、緊張します。

その娘のこの休み2つめのイベントを明日に控え、今日はリハーサルがありました。私自身は楽器は弾けませんし、音楽のこともよくわかりません。ですので、演奏を聴く時には、そこに「心」があるか、というメッセージ力のようなものを感じられるかどうかがとても気になります。今日の彼女の演奏はその辺りがとても弱くて、、、。帰宅後いろいろ話をしました。彼女自身も弾きながら自分が集中していないのがわかったそうです。

演奏会も、演奏者と聴いて下さる方々とのコミュニケーションの場です。まず演奏者から音楽を通じてメッセージが送られて、それを聴いた方々から「反応」という形でメッセージがかえってきます。目に見えないけれど、そこに素敵なコミュニケーションが存在するかどうかは肌で感じることができるのです。

演奏にどんなに素晴らしい「技術」という言葉が並べられても、そもそもそこに「心」がなければ何も伝わってこないし、いくら「心」があってもそれを十分に伝えることができる技術がなければ伝えることができない。私が毎回セミナーでお話する「心」とそれを伝える「かたち」のバランスが音楽でも大切だと感じています。

「あなたが音楽で伝えたい心は何?」「あなたにとって音楽って何?」と彼女と話をしながら、自分の事と重なってきました。「私が研修やセミナーで伝えたい心は何?」「私にとってコミュニケーションって何?」という風に。

しばらく真剣に話をして、彼女にも私にも、現時点での答えがみつかりました。娘のヴァイオリンの諸々と関わることが時に負担になりますが、この経験を通じて私が関わっている仕事についても考えさせられることが多い、ということを改めて感じました。

明日は、今日再認識した彼女の「心」がしっかり伝わる演奏が聴けますように、と願っています。

今日は私のプライベートなことを少しご紹介させていただきました。

皆さま、どうぞ素敵な週末をお過ごしください♪♪♪

中野美夏子

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