鉄板の文法書
皆さま、こんにちは。
家での時間が長くなり、心の疲れもケアが必要になってきますね。
家族や友人達もそれぞれに工夫して、小さな目標を作って毎日の張り合いにしているようです。
私自身は毎日コツコツ、、、というのはあまり得意ではないのですが、周りに刺激され、ちょっとずつそんな過ごし方をしています。
小さな小さな目標でも達成すると、少し元気になりますね。
さて、今日は「英文法」のお薦めの本をご紹介します。
ご存知の方もいらっしゃると思います。「マーフィーの英文法」として日本語訳がついたものも出ています。
もともとはイギリス英語を使った右側の赤いEssential Grammar in Useが出ていたので、講師の間では「英文法の赤い本」として知られていましたが、アメリカ英語を使った左側のBasic Grammar in Useが出てからは、中学校で副教材として使われているところも増えてきました。多少単語選びが異なるところもありますが、内容はほとんど同じです。
この本の素晴らしさはいろいろあるのですが、
✘ 字も小さくボリュームがあること
✘ 日本の学校英語で習う英文法の順番と異なること
などから完全な自学習をしようとする方には少しハードルが高くなっているようです。
しかし、
● 文法のポイントが細かくユニットに分かれている
● とても丁寧な解説と豊富な例文
● ユニットごとの練習問題が豊富
● 基本英文法はこれ1冊でほぼクリア
など他の教材にはないオリジナリティが講師の間でも「鉄板」と呼ばれている所以です。
私が特に日本の方にお勧めしたい理由がいくつかありますが、その一つが
実践的な文法に焦点をあてている
ということです。
1つ例をご紹介しましょう。
この本ではまず最初に出てくる時制が「現在進行形」です。
” be動詞 + …ing ” =「今、・・・している」
です。
通常、日本の学校でまず学ぶのは「現在形」です。
” 動詞の現在形 ” =「・・・する」
ですね。
会話を考えてみましょう。
友達から電話がかかってきました。
「今、何しているの?」 ” What are you doing now?”
「本読んでるの」”Oh, I’m reading a book.”
これは現在進行形を使います。「今、していること」について話す、ということは会話では頻繁に起こりますね。
会話で頻繁に使うことからまず学ぶ。
これがこの本の特徴です。
この本を、さらに少し進むと、「現在進行形と現在形の違い」についてのユニットがあります。
I’m reading a book. が現在進行形で、
I read a book. が現在形でしょう? 簡単! と思うかもしれません。
しかし、どういう時にI’m reading a book. を使うのか? I read a bookとの違いは?と考えると、瞬時に使い分けるのはそんなに簡単なことではありません。
簡単ではないのですが、その違いに何十もの例文を出してその違いを説明している文法書はほとんどありません。
この本では丁寧にその違いを説明したあとに、そこだけに焦点をあてた問題をたくさん解きます。
問題が終わるころにはかなりはっきりしてきます。
例文はどれも短く、使われている単語もシンプルです。だからこそ文法に集中できます。
「英文法苦手だからなー。」
という方でも「え、これも英文法の勉強??」と目からウロコになります!
ただ、この1冊を全て自学習で、となるとやはり少し大変ですから、
時々レッスンを入れると途中で挫折することなく学習を進められると思います。
私の生徒さんには通常次のようなサポートをしています。
初回:
①どうやってこの教材を勉強したらよいのかのコツをお伝えします。
②無理のないペース(1ユニット/日、10ユニット/週など)を決めます。
2回目以降:
①自学習している間に間違った問題、はっきりしなかった点をまとめて学習します。
②その次のレッスンまでの自学習の範囲で、大切なこと、つまずきそうなポイントなどを事前にお伝えします。
このように進めていくと、1日1ユニット(2ページ)のゆーっくりのペースでも4カ月で終了です!
この1冊をしっかり学習して、英語の基盤をしっかり作れば、そのあとが本当に安心なのです!
ぜひぜひお試しくださいね。
オンラインレッスンは単発でももちろんお受けしていますので、お気軽にお問合せください♪ 初回は30分無料です!
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First Star ★ 中野美夏子