英会話レッスン

皆さま、こんにちは。

さきほどまで東京は外は雨風が強く、嵐のようでした。今日も家の中で静かに過ごしています。

さて、今日は英会話レッスンで私がおすすめしていることを２つお伝えしようと思います。

「会話」ですので、双方向のコミュニケーション、まさに言葉のキャッチボールなのですが、なかなかスムーズに進まなくて、、、という方も多いのです。

１．トピック選び

会話のトピック（話題）は、テキストに書いてあることや、講師が選ぶ、というケースが多いのですが、会話の原動力は「伝えたい！」という気持ちと「知りたい！」という好奇心です。

与えられた話題がたまたま興味があることであればいいのですが、そうでない場合は、そもそも「話したい」ことがなかなか思い浮かばなくて、どうしても質問されたことに答える、というパターンになってしまいます。

また、相手からの内容も、積極的に聞きたい！という気持ちになれないので、新しい単語や表現を「推測して理解しよう」というパワーが出てきません。

トピックはできるだけ「わがまま」に自分中心で選びましょう！

知識や意見がいっぱいあって、それを伝えたい！と思う内容から自分の使える単語、表現を拡げていく、それがとても大切です。

私はレッスンを効率的に進めるために、

★　事前に話題を決める

★　その話題について「これは話したい」ということをあげておく。できれば英文で、大変ならばキーワードだけでも英語で。

という2点をお願いしています。話題がなかなか思いつかない、という方には最初のうちは選択肢の中から選んでいただいています。

２．簡単な日本語で置き換える

会話中、なかなか言いたいことが言えずに黙ってしまう。単語を調べたり、あるいは講師に聞き、「そんな単語なのか、、、」と思いながらそれを使って続ける、、、このような経験ありませんか。

私は単語を調べたり、聞いたりする前に、時間をかけて、「なんとか自分の知っている単語で表現できないか？」と頭の中で試行錯誤する時間がとても大切である、と思っています。

会話のスピードは落ちますし、言いたいことを100％伝える、ということは難しくなります。それでも、この試行錯誤のプロセスで、まず自分の頭の中の辞書に入っている単語を使いこなせるようにすることが発話力をアップさせる一番のコツです。

例を１つ見てみましょう。

最近増えているオンラインの会議についての意見を聞かれて、、、

「面倒だと思っていましたが、使ってみたら思っていたより使い勝手がよかったです」

と答えようと思いました。

文をどう始めよう、、、面倒は？使い勝手は？、、、と言葉につまってしまいます。

そこで、

「私は大変だと思っていました。でも、思っていたより簡単でした」

ならどうでしょうか？

I thought it’s difficult, but it’s easier than I thought.

単語も簡単ですし、とてもシンプルです、そして十分通じますし、自然です。

もし、最初に「面倒」をtroublesome、「使い勝手」をusabilityと調べてしまったら、文も複雑になってしまいますし、不自然な英語になってしまいそうです。

このように、

まず頭に浮かんだ日本語を、直接英語にしようとせず、

英語にしやすい日本語に置き換える

この繰り返しで発話力が伸びていきます。簡単な日本語への置き換えは最初は時間がかかりますし、合っているか不安なこともあると思います。そこで英会話レッスンの講師を上手に使ってください！

★　ただ答えをすぐ教えてもらうのではなく、誘導してもらう。

★　自分の表現が合っているか、チェックしてもらう。

★　そのあとでよりよい選択肢があるのであれば示してもらう。

このようなレッスンの受け方がactive learning、主体的学習につながります。

会話のスキルアップは自学習が難しいので、レッスンを受けることが必要ではありますが、受ける時の意識を変えることによって、「効果的に」レッスンを受けていく、ということができます。

書いているうちに雨も上がり、青空が出てきました。

今の状況の先にも青空が広がっていそうですね。頑張りましょう！

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First Star★　中野美夏子