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実際に会う、ということ

皆さま、こんばんは。

一昨日は七夕でしたね。あいにくのお天気で天の川は見えませんでしたが、お菓子をいただいて、願い事を短冊に書いて、その気分を味わいました。

和菓子は本当に繊細です。季節ごとのお菓子が、11つ丁寧に作られていて、、、外国の方には奇跡のように映るようです。



話は変わって、今日は、今のネット時代に「実際に会ってコミュニケーションをすること」について考えてみたいと思います。

先日、家族での会話で、最近のWeb会議の話になりました。海外との会議でも画像は良くなり、時間のズレもなくなり、とにかく便利。仕事の効率も上がる、と。

フリーランスの私も、以前はミーティングのためにあちこち伺うことが多かったのですが、Web会議が増え、その利便性の高さを実感しています。

英会話などのレッスンもスカイプを使ってのものが増えました。コストも時間も節約でき、利用者も急激に増加しているようです。


さて、そのような時代でも、いまだに実際に対面してのミーティングやレッスンが行われています。先日のG20がその最もわかりやすい例でしょう。世界主要20カ国の首脳が大阪に集まって様々な課題について話し合う。今回も全体会合に加え、個別の会合も多くセッティングされたようです。

各国の首脳は大変お忙しいスケジュールをこなしていらっしゃるはずです。それぞれのスケジュールを合わせて、一堂に会する。その調整の大変さは想像をはるかに超えているでしょう。

ニュースでも多く取り上げられていましたが、たった数日の会合にどれだけの準備がなされたことでしょう。交通規制も広く行われ、多くの市民も影響を受けました。東京でもセキュリティー強化があちこちで見られました。


そこまでしても実際に会ってコミュニケーションをする必要性は何でしょうか。

私は、実際に会って感じる、その方の雰囲気や、空気感が、信頼関係を築く上で大きな影響力を持つから、だと思います。



ビジネスでも同じです。Web会議でのやりとりが増えていても、大切な事を最終的に決断する時には実際に会って決める。

機会や時間は減っている分、その「実際に会」ことの重要度はかなり高くなっているはずです。

「実際に会う」という、限られた機会、時間を最大限に活かすには、今まで以上に第一印象や、実際に会話する時に相手に与える印象に気を配る必要があります。

特に、グローバルビジネスにおけるコミュニケーションは、多くのメールのやりとりとWeb会議、そして「ここぞ」という時の会合、というスタイルが主流になっていますから、実際に海外の方と会った時にも、自信を持ってご自分の良さを十分に伝えていただきたい、と願っています。


私がお伝えしている「おもてなし英語」は、単に接客の場面だけのものではありません。グローバル社会で良い人間関係を築く時に使っていただきたいコミュニケーションの取り方、でもあります。

シンプルな英語の丁寧表現と「話し方」を意識する。わからない言葉が出てきても慌てることなく、ジェスチャーをはじめとする非言語のツールを効果的に活用する。

今までも機会がある度にお伝えしてきたことですが、これからも多くの方々に実践していただけるよう、よりわかりやすい例、練習の仕方等々、工夫を加えて行きたいと思っています。

First Star ☆

中野美夏子




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