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気がつかないおもてなし

皆さま、おはようございます。

前回の続きとして、ザルツブルク滞在中に改めて日本のおもてなしについて感じたことをお伝えしたいと思います。

2週間強の寮の滞在では、いろいろと「あればいいのに、、、」というものが出てきます。

例えば、毎週木曜の朝には近くでマーケットが開かれるので、食材を買いに行くのですが、、、。

先日は新鮮な生姜を見つけ、おうどんやお蕎麦、など薬味に使いたい、と思い買って帰ったのですが、、、

いざ、作ろうとしてみると、生姜のすりおろし器が無い、、、。近くのお店をのぞいてみたけれど、小ぶりのものや、手頃なものは無い、、、。

こんな時「100均のお店が近くにあったら!」と思わず考えてしまいます。

こちらのお店の品揃えが乏しい、というわけではないのです。

見ているだけでも楽しい家庭雑貨のコーナーもあります。でも、「こういうものがないかな、、、」と思って探すとなかなか無いのです。

(私が日本人の目で探している、ということもあるとは思いますが、、、。)

 

日本の100均のお店の品揃えに、皆さま、慣れてしまっていませんか?

定番はもちろん、どんどん新しい商品が出てくる。あの品揃えは本当に凄いです。 そしてこれも日本の「おもてなしの結果だと改めて思いました。

実際に商品開発をしていらっしゃる企業様とお話ししたことがあるわけではないのですが、

常に「お客様はどのようなものを必要としているのか?」という調査を行なって商品開発をしていらっしゃるに違いありません。

お客様の「あった、あった、これこれ!」という反応を「楽しい!」と思わなければできないことだと私は思うのです。

 

気がつかないおもてなし

 

日本での日常で当たり前になっている「100均のお店でのお買い物」も、海外にいると、その「おもてなし」マインドに改めて感激してしまいます。

 

帰国したら、早速、100均のお店に行ってみたいと思います。

「気がつかないおもてなし」を探しに。

 

もうすぐ帰ります!

 

First Star ☆

中野美夏子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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